ネットショップは自分のサイトを作るべき?|自社ECとモール型ECの違いとは?

ネットショップを始めたいと思っても、最初からわからないことだらけで悩みますよね。

「ネットショップ始めたいけど、どこでやればいいの?」

「モール型ECサイトってなに?自社サイトってなに?」

「モール型ECサイトと自社サイトどっちがいいの?」

今回はそんな悩みを解決するために、モール型サイトと自社サイトについて紹介します。

メリットとデメリットも合わせて紹介していくので、参考にしてみてください。

目次

ECサイトとは?

ECサイトとは?

ECサイトのECはelectronic commerceの略で、ネット上で商品を販売することです。

つまり、ECサイトはネット上で商品を販売するサイトのことを指します。

「ECサイト=ネットショップ」と考えておけばわかりやすいですね。

ECサイトには「モール型ECサイト」と「自社ECサイト」があります。

モール型ECサイトとは?

モール型ECサイトとは?

複数のショップが集まって、大きな1つのショップを形成しているECサイトのこと「モール型ECサイト」と呼びます。

ネット上のショッピングモールや百貨店のようなイメージです。

日本の代表的なモール型ECサイトには次のようなサイトがあります。

日本の代表的なモール型ECサイト3つ

種類月間利用者数
Amazonマーケットプレイス型5,004万人(2019.4時点)
楽天テナント型4,804万人(2019.4時点)
Yahoo!ショッピングテナント型2,645万人(2018.6時点)

Amazon

アマゾンジャパン株式会社が運営するマーケットプレイス型のモール型ECサイト。

マーケットプレイス型とは商品単位で出品ができ、データ管理等も行わない販売方法です。

手軽に始められる一方、ブランディングやリピーターを増やすのは難しい傾向にあります。

日本最大規模のショップで、業界トップクラスの集客力があります。

楽天

楽天株式会社が運営するテナント型のモール型ECサイトです。

テナント型とはお店を出店する形式で、データ管理など手間が増える一面もあります。

しかし、マーケットプレイス型と違いブランディングやリピーターの獲得はしやすい一面も。

手厚いサポートがある一方、出店料や手数料が掛かるため、ある程度実績のある出店者に好まれる傾向があります。

Yahoo!ショッピング

ヤフー株式会社が運営するテナント型のモール型ECサイトです。

2013年に出店料と月額利用料を無料化したため、コストを抑えたい出店者から人気があります。

自社ECサイトとは?

自社ECサイトとは?

自社ECサイトとは、独自ドメインを取得して、ネット上で商品を販売するサイトです。

つまり、ネット上に自分のお店を構える、自分のネットショップを持つことです。

ドメインとは、ネット上の住所のことで、サイトにアクセスするためのアドレスのことです。

数年前までは、自社ECサイトの制作には数百万円の費用が掛かっていました。デザインや決済機能の導入など、高い技術力と資金力が必要で、企業しか参入できない市場になっていたんです。

しかし昨今、ネットショップを無料〜月数千円で開くことができ、操作も簡単にできるサービスがたくさん登場してきています。

個人でも初心者でも誰でも自分のお店を持てる時代になってきているんです。

そんな自社ECサイトの構成方法には4つの代表的な種類があります。

自社ECサイト構築の4種類

  • フルスクラッチ
  • パッケージ
  • オープンソース
  • ASP

順にみていきましょう。

フルスクラッチ

フルスクラッチとは、ゼロからECサイトを設計する方法です。

既存のシステムやソフトウェアを使わないため、莫大な時間とコストが掛かりますが、デザインから設計まで一切の制限なく自由に設計することができます。

パッケージ

パッケージとは、ECサイト構成のベースとなるソフトウェアを購入する方法です。

パッケージソフトをもとに制作する分、フルスクラッチよりはコストが抑えられます。

オープンソース

オープンソースとは、インターネット上に無料で公開されているソフトウェアを使ってECサイトを構築することです。

バグへの対処、セキュリティ対策など自分で行う必要がありますが、技術力があれば安価にネットショップを制作することができます。

ASP

ASPはもっとも手軽に自社ECサイトを構築できる方法です。

低予算で始められるだけではなく、システムの更新等も提供側が行うため、自分で行わなくても常に最新の機能を利用することができます。

従来はカスタマイズ性が低いとされていたASPですが、最近では必要な機能を追加したり、豊富なテンプレートからデザインを選ぶことができるようになっています。

モール型ECサイトに出品するメリット

モール型ECサイト メリット

モール型ECサイトのメリットは3つです。

  1. 集客力がある
  2. 信頼度が高い
  3. 初心者でも簡単に始められる

順に見ていきます。

モール型ECサイトのメリット①:集客力がある

モール型ECサイトに出品する最大のメリットは、集客力があることです。

先ほど紹介したように、Amazonや楽天、Yahoo!ショッピングは月間利用者数が数千万人単位で存在します。

適正な価格で出品できれば、早ければその日のうちに売れてしまうことも少なくないでしょう。

モール型ECサイトのメリット②:信頼度が高い

今のネット社会では、サイバー犯罪や詐欺サイトも増え、セキュリティ意識が高まってきています。

そのため、見たことも聞いたこともないショップに個人情報を登録したり、商品購入をすることに抵抗がある人も多い現状があります。

モール型ECサイトでは、出品者がいくら無名でもAmazonや楽天などの看板を借りて販売できるため、抵抗がある方でも購入しやすくなっています。

モール型ECサイトに出品すると最初からある程度信用度があるというメリットがあります。

モール型ECサイトのメリット③:初心者でも簡単に始められる

モール型ECサイトでは、写真をとって価格を決める程度の作業で出品ができます。

ショップのブランドを考えたり、デザインを考えたり、ドメインの準備…..などなど難しいことは一切ありません。

基本的な販売に関する分析ツールも用意されているため、専門知識がなくても売上を伸ばしていくこともできます。

モール型ECサイトのデメリット

モール型ECサイト デメリット

モール型ECサイトのデメリットは3つです。

  1. 価格競争が起きやすい
  2. 出店料や手数料が高い
  3. リピータが作りにくい

順に見ていきます。

モール型ECサイトのデメリット①:価格競争が起きやすい

同業他社のライバルが類似商品を取り扱うモール型ECサイトでは価格崩壊が起こりやすいデメリットがあります。

初心者にも始めやすいメリットがあるということは、誰でも参入しやすくライバルが増えやすいというデメリットの裏返しでもあるのです。

後述するショップ自体のファンである、リピーターの獲得も難しいため単純に価格での勝負になりがちです。

モール型ECサイトのデメリット②:出店料や手数料が高い

サイトによっては、出店料として月額料金が掛かったり、販売手数料や売上に対するロイヤリティなど様々な費用が掛かります。

大きく展開していこうとすると、どうしても薄利多売で「忙しいのに儲からない」状態に陥りがちです。

モール型ECサイトのデメリット④:リピーターを作りにくい

モール型ECサイトはリピーターを作りにくいです。

  • ショップのブランディングが難しい
  • 顧客情報が取れない

の2つの原因があるからです。

ショップのブランディングが難しい

自分自身、モール型ECサイトで買い物する時に出品者のこと覚えていますか?

「Amazonで買った」程度の記憶しかないのではないでしょうか?

モール型ECサイトにはショップを見に来ているというより、商品を見に来ている人が多いです。

デザインやサービスの差別化も難しいため、ネットショップのブランディングが難しくなっています。

顧客情報が取れない

モール型ECサイトでは顧客情報がモールの所有物となり、ショップ側はその情報を知ることができません。

ビジネスにおいて、顧客リストは最も重視すべき財産であるのに、それを見ることができないんです。

なので、リピーターを獲得することも安定して継続的な売上を上げることも難しくなっています。

このような理由からモール型ECサイトはリピーターを作りづらく、継続的・安定的な売上を上げることが難しいです。

また、商品や価格競争に頼った販売に行き着いてしまうため、モール型ECサイト1本で食っていくことは避けたほうが無難でしょう。

自社ECサイトを作るメリット

自社ECサイト メリット

自社ECサイトを作るメリットは3つです。

  1. 利益率が高い
  2. ブランディングできる
  3. リピーターを作りやすい

順に見ていきます。

自社ECサイトを作るメリット①:利益率が高い

自社ECサイト、自分でネットショップを作ると利益率が高くなります。

自社ECサイトではモール型に比べて、手数料や出店料のコストが抑えられ、後述するように商品ではなくお店に人が来てくれるようになるからです。

商品で勝負すると価格競争に陥りがちですが、お店にファンとして来てくれる人は価格競争しなても商品を買ってくれる可能性が高いです。

コストが抑えられ、価格競争をする必要がないため自分のネットショップは利益率が高くなります。

自社ECサイトを作るメリット②:ブランディングできる

自社ECサイトはモール型と違い、サイトを自分好みにデザインすることができます。

商品ページのレイアウトから注文画面、サイトを自分好み・ブランドテーマに沿った形にすることでブランディングしやすいです。

さらに、最近はSNSとの連携機能が充実した自社ECサイト制作サービスが増えていています。

InstagramやWEARなどのSNSやショップブログを通じてブランドの世界観を伝え、集客をすることもできるようになって来ています。

自社ECサイトを作るメリット③:リーピターを作りやすい

モール型ECサイトでは顧客情報はモール運営側のものでした。一方、自社ECサイトでは顧客情報がそのショップのものになります。

利用者のデータを分析して、リピーターになってもらう施作が取りやすく、ブランディングも合わせて商品だけでなく、お店に来てくれるお客さんが作りやすいです。

お店のリピーターが1,000人居て、1年間のうちに10,000円/1人使ってくれれば、年商1,000万のお店になれます。

ものを売る商売でリピーターの存在は非常に重要なので、自社ショップ最大のメリットとも言えます。

自社ECサイトを作るデメリット

自社ECサイト デメリット

自社ECサイトを作るデメリットは3つです。

  1. 集客に工夫をする必要がある
  2. 成果が出るまで時間がかかる
  3. ビジネスとして考える必要がある

順に見ていきます。

自社ECサイトを作るデメリット①集客に工夫をする必要がある

自社ECサイトを作っても知名度がなく、お客さんが集まりません。

  • SEO対策
  • SNS運用
  • 広告活用

これら集客に必要なものを同時に行い、集客に工夫をする必要があります。

最近ではこれらを代行する業者やコンサルティングする業者がいますが、利用しないことをおすすめします。

せっかくの高い利益率が台無しですし、SEOやSNSは「こうすればOK」といった正確な答えはありません。

アレゴリズムも都度変わっていくので、自分でやって基礎知識を身につけ、変化があっても対応できるようにしておきましょう。

自社ECサイトを作る②:成果が出るまで時間がかかる

自社サイトを作ってすぐに成果が出ることはまずありません。

モール型サイトが商店街の1角に出店するものだとすると、自社サイトは田舎の山小屋にひっそりと出店するようなもの。

ネットのSEO対策を頑張って、検索上位に表示されるようになり、銀座の1角にお店を出すような状態になったり、SNSやショップブログで根強いファンを獲得し、田舎でも行列のできる名店にしていく必要があるんです。

SEO対策とは、検索された時上位に表示されるようにする対策のことです。

もちろん、地道な努力が必要で少なくとも数ヶ月単位で成果が出ないことがほとんどだと思います。

ただ、ネットは実店舗と違って、最初から全世界に開けた世界なので、広告を活用したりもできますし、例に挙げた田舎の山小屋に出店するほど難易度は高くないです。

自社ECサイトを作る③:ビジネスとして考える必要がある

自社ECサイトでやっていくには写真をとって、価格を決めて販売するだけの作業ではなく、ネットショップをビジネスとして捉える必要があります。

どのようなターゲット層に、どのような差別化で商品を売っていくのか。

そのためにはどんな集客方法が有効なのか。

ビジネスの根幹となる「ターゲットの策定→集客→販売」はしっかりと抑えておく必要があります。

その上で、仕入先の選定やデザイン、自動化・外注化など大きくなればなるほど一般企業と変わらない活動をする必要が出て来ます。

逆を言えば、自社ネットショップは可能性を無限に秘めています。

モール型ECサイトと自社ECサイトどっちに出店すべき?

モール型ECサイトと自社ECサイトどっちに出店すべき?

今後の目的や用途による

ネットショップを始めるにあたって、最終的な目標はなんでしょうか?

月数万円のお小遣いを増やしたかったり、不用品をとりあえず処分したいのであれば、モール型ECサイトで十分です。

一方、本業を超える収入を得たかったり、自分の考えた商品を世に広めたいと思っている場合は自社ECサイトにするべきです。

あなたが最初に「ネットショップを始めたい」と思った理由、目的はなんなのか?

そのことに着目して、自分に合ったネットショップを作っていきましょう。

どちらも出店する選択肢もあり

とは言え、悩んでしまいますよね。

何かを始める時は人間、悩んでしまうものです。

ECサイト出店は1人1箇所までなんで制限はありません。何個でも作れます。

モール型ECサイトも自社ECサイトも出店するだけなら無料のものがいくつもあります。

まずは色々と出店してみて、自分に合ったサイトに落ち着いていくというのも全然ありな選択肢です。

というより、複数出店している人の方が多い印象です。

自分でネットショップを作るおすすめサービス5選

自社ECサイト制作おすすめサービス5つ

ここまで、モール型ECサイトと自社ECサイトについて見てきました。

このサイトでは、自社ECサイトを作る人に向けて情報を発信しています。

これから「自社ECサイトを作ろう」と思った方に向けて、自社ECサイトを作成できるサービスのも紹介します。

2021年主要なネットショップ作成サービスは5つです。

  1. Shopify
  2. BASE
  3. shop by
  4. COLOR ME
  5. STORES

順にみていきましょう。

Shopify

カナダ出身のモンスター企業、Shopify。

2004年に設立以降、世界175カ国・累計20兆円の取引実績があります。

2017年に日本に進出して、まだ日が浅いですが、日本で浸透する日もそう遠くないでしょう。

Shopifyは実店舗に比べて「低コストで決済手数料が低く、幅広い機能に対応」している本格派ネットショップ。

「オムニチャンネル」にも対応していて、SNSや実店舗とネットショップを一元管理できてしまいます。

独自の商品を大手ECサイトで売っていた方はShopifyの方がメリットが多く、間違いなく「次に来るのはこれ!」と言えるサービスです。

開設の手順や詳しいメリット・デメリットはこちらの記事に記載しています。

BASE

「無料・簡単・即日」でネットショップを開設できるのがBASE

国内最大級で利用者700万人・ショップ数130店と利用者が多いことが特徴です。

「とりあえずやってみよーかなー」って方にはめちゃくちゃおすすめ。

BASEには他には無い、買い物アプリもあるので集客がしやすいですね。

開設の手順やメリット・デメリットはこちらの記事に記載しています。

Shop by

2020年9月に始まったばかりのネットショップ開設サービス、Shop by

まだ始まったばかりということもあり、人気のドメイン(自分のサイトのURL)が取得しやすいです。

BASEと似ていて、「無料・簡単・即日」できます。

ユーザーが多い方が良いのか、新しいサービスの先駆者として活躍するのがいいのかで使い分けできますね。

開設の手順やメリット・デメリットはこちらの記事に記載しています。

カラーミーショップ

有料月額制のネットショップ開設サービス「カラーミーショップ」。

834円〜が最安プランで、月額料金と決済手数料のみで、取引手数料は無く売上が大きくなればなるほど他に比べてお得になります。

月額制なだけあってサポートが充実しています。

実店舗やすでに販売実績のある方にはオススメできるサービスです。

利用者も400万人突破していて、ユーザー数も一定数確保しています。

開設の手順やメリット・デメリットはこちらの記事に記載しています。

STORES

最も操作性が良く、簡単にネットショップを開設できるサービスSTORES

BASEとカラーミーショップの中間的存在。

同じ会社でキャッシュレス決済の「Coiny」を取り扱っているため、相乗効果があります。

開設の手順やメリット・デメリットはこちらの記事に記載しています。

ネットショプは自分のサイトを作るべき
自分のネットショップを作って、ショップを育てよう!

自分のネットショップを作って、育てていこう

以上、モール型ECサイトと自社ECサイトの違い、メリットとデメリットでした。

個人的には、手間がかかるかもしれませんが、無限の可能性を秘めている自社ECサイトの制作がおすすめです。

結局、モール型サイトで運営をしていても、最終的には自社ECサイトに行き着くことが多いです。

行き着かない場合は薄利多売でいつ売上が下がるかわからない恐怖とのジリ貧の戦いになります。

これだけ誰でもネットショップが作れる時代なので、自社ECサイトを作るべきというのが私の結論です。

もし、ショップが成功しなくても、様々なことが学べて今後の人生に活きてくることは間違い無いです。

自社ECサイトの運営は結果が出るまでに時間が掛かりますし、学ぶことも多いです。

とにかく時間が必要なんです。

無料で簡単にネットショップを始められる時代であり、早く始めて多く時間を確保した人が勝ち残っていくのだと思います。

少しでも悩んだら、1日でも早く始めるべきなんです。

このサイトでは「自社ECサイト制作」に特化して情報発信をしています。

他にも自社ECサイトに関する情報を発信していますので、参考にしていただければ幸いです。

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